作品のリストはこちらをご覧ください → 筒井康隆さん作品一覧
日日不穏
1983年から1987年の日記です。 「旅のラゴス」、「夢の木坂分岐点」を書いているころの日記。 いろんな方との手紙も(無断)公開しているので、各方面に激震が走ったでしょうね。 中央公論社1987中公文庫1991解説=高橋典子 収録作品 日...
玄笑地帯
「筒井康隆全集」全24巻に付録としてつけられたエッセイを一冊の本にまとめたものです。 私と同じく、”鍋焼きうどん”というと金魚を思い出してしまう人がきっといるはず。 「突発性大量創作症候群」は何度読んでも爽快です。この時の「集団移転」が「旅...
虚航船団の逆襲
中央公論社1984中公文庫1988解説=岬兄悟 収録作品 「悪意」への期待 強姦してもいい場合 冷たい鼻の駱駝 学歴偏重時代 自然は公平なり 須磨寺駅周辺 MUSIC AT AN EXHIBITION 幼児期の記憶への固執 「90年安保の全...
言語姦覚
中央公論社1983年中公文庫1986年解説=丸谷才一 収録作品 現代の言語感覚 現代の言語感覚 虚構におけるハナモゲラの自己完結性 歌謡曲の奇怪なイメージ 言語感覚とメディア 超虛構宣言 パロディと虚構性 超虚構宣言 外部からの圧力内部から...
着想の技術
新潮社1983年新潮文庫1989年解説=斉藤由貴 収録作品 創作作法以前 ユング「文芸と心理学」をめぐって 虚構と現実 「虚人たち」について 商品としての教養 夢――もうひとつの現実(虚構) 鵞鳥番の少女 現在の平均的一日 楽しき哉地獄 桝...
みだれ撃ち瀆書ノート
集英社1979集英社文庫1982解説=関井光男 収録作品 檀一雄 「火宅の人」 長部日出雄「善意株式会社」 佐木隆三 「復讐するは我にあり」上・下 安部公房「笑う月」 富岡多恵子「動物の葬禮」 研究社「アメリカ俗語辞典」 桂米朝 口演「上方...
腹立半分日記
実業之日本社1979年角川文庫1982年文春文庫1991年解説=平石滋 収録作品 サラリーマン時代 (1958年1月1日~1958年2月13日) SF幼年期の中ごろ (1964年11月18日~1965年2月5日) あらえっさっさの時代 (1...
不良少年の映画史
文藝春秋 上下19791981文春文庫1985解説=色川武大 収録作品 モンティ・バンクス 「黄金狂時代」 「ロイドの巨人征服」 「モロッコ」 「キング・コング」 「鯉名の銀平」 シャリアピンの「ドン・キホーテ」 「にんじん」 「世界の終り...
私説博物誌
コモリガエルとか、亀の甲羅のゴキブリとか(センザンコウの項)、忘れられません(泣) のちに主役級になるクズリも登場。 解説=日高敏隆 カット=大竹雄介 収録作品 イボイノシシ コモリガエル アズマヤツクリ ワニ ヤドリギ アシカ グンカンド...
やつあたり文化論
河出書房新社1975年新潮文庫1979年解説=小中陽太郎 収録作品 ゴルフ嫌い フォニイ落語 スカトロ漫画 家元さわぎ 無一文文化人 無一文文化 なぞなぞブーム 嘘と法螺 酒嫌いの新人類 結婚――不運と幸運 愛は不変であり得るか パン 20...