「にぎやかな未来」、これを50年以上も前に書いたなんて信じられません。大阪万博より前ですよ!
いま、まさに私たちは”にぎやかな未来”で暮らしています。
筒井さんの商業誌デビュー作「お助け」、一番短い(と思う)「到着」、断筆のきっかけとなった「無人警察」。他にも、強烈な印象が残る作品てんこ盛りです。
書籍情報
1968年
角川文庫 解説=星新一
収録作品
- 超能力
- 帰郷
- 星は生きている
- 怪物たちの夜
- 逃げろ
- 事業
- 悪魔の契約
- わかれ
- 最終兵器の漂流
- 腸はどこへいった
- 亭主調理法
- 我輩の執念
- 幸福ですか?
- 人形のいる街
- 007入社す
- 踊る星
- 地下鉄の笑い
- ながい話
- スペードの女王
- 欲望
- パチンコ必勝原理
- マリコちゃん
- ユリコちゃん
- サチコちゃん
- ユミコちゃん
- きつね
- たぬき
- コドモのカミサマ
- ウイスキーの神様
- 神様と仏さま
- 池猫
- 飛び猫
- お助け
- 疑似人間(ロボットイド)
- ベルト・ウェーの女
- 火星にきた男
- 差別
- 到着
- 遊民の街
- 無人警察
- にぎやかな未来